みさなん、こんにちは!
今回は年も変わり、沖縄にもやっと冬が来たので
新しい農作物の種を植えました。
僕は基本、苗を買わず、消費した野菜、果物の種を使い、種から育てています。
しかしながら、種から作るのはかなり難しいと痛感しました。
例えば
種を蒔いたが発芽しない
発芽したがすぐに虫に食われる
土がすぐ乾燥して芽が大きくならない
などの問題です。
そんな時にオススメするアイテムが
「ミニビニール温室ハウスです。
この記事でわかること
では、スタート!
育苗とは一体何するの?
まずは「育苗」について説明したいと思います。
育苗とは
畑やプランターなどに直接種を撒かず
ポットやトレーの生産環境下で育てること
でも、ここで農業初心者の僕が思ったのが、
「直接撒いた方が早いんじゃね?」
「だって作った後、植えるし」
とアホな疑問を持っていましたww
では直まきせず、わざわざ育苗をする理由とメリットは何なのか?
発芽させるまでが大変だから
育苗をする1番の理由は「発芽させる環境管理がしやすい」ことです。
直まきの場合
育苗と定植の工程が省けますが
雨や害虫にやられ発芽しても
成長スピードが遅くなる
または発芽しないということが結構おきます。
一方、育苗の場合
ポットやトレーで発芽するまで管理することで
被害を受けそうになったら安全な場所に移動して守ることができ、成長度合いを見ながら植え付けができる。
そのおかげで、しっかり発芽し植え付けがスムーズにできるようになります。
育苗のメリット
では、育苗の具体的なメリットはどんなものがあるのか?
栽培スペースの有効活用
育苗ポットやトレーで生産管理するので
場所は目の届く範囲で済みますし、作業の効率化にもつながります。
病害虫から苗を守れる
移動させやすく、雨や害虫から守り、発芽させやすい環境で管理ができます。
初心者でも簡単に作れる
苗を買って植えてもいいと思いますが
意外に高いです。
種から上手く育てたら多くの苗を確保できるので初心者にはオススメです!
ポイント
苗半作(なえはんさく)という言葉があり
意味は「作物の出来の半分は苗の良し悪しによる」
なので、美味しい作物を作るには
苗の健康状態から収穫までの管理が重要になるってことですね!
失敗しない育苗方法は「ミニビニール温室」で管理
育苗について少しお話ししたところで
「いざ、苗を作ろう」と思い、ポットに土を入れ、種をまき、水をやってチャレンジしてみた僕ですが始めの頃は、全てのポットは全滅でした。
管理しやすいと聞き、育苗を選びましたが
全滅した原因を調べたら
「温度」が1番の問題でした。
種を撒く際、袋の裏に撒く時期が書いてあって
それに沿って行ったつもりでした。
しかし、沖縄の場合
暑い時期が長く、季節というよりも気温に合わせて
種の適切な温度を把握しタイミングよくまくことがポイント
だということ!
そこで、温度管理ができ、害虫、多水分から守れる方法はないかと調べ、たどり着いた方法が
「ミニビニール温室」です!
メリットは雨、虫から苗を守れる
・天候の影響をシャットダウンする
・病害虫から守ることができる
・温度を管理し、発芽させやすくする
メリットで1番大きなポイントは
「温度を管理ができ、発芽させやすい」点です!
人の体温のように発芽する条件でも
「発芽するための適切な温度環境」が必要です。
その環境を作れるのがミニビニール温室なのです。
デメリット
・費用がかかる
・場所をとる
・台風などの強風にやられる
デメリットでの大きなポイントは
やはり「強風にやられる」という点です。
沖縄では台風が多いので、外で使うと
強風に飛ばされる可能性があります。
そこで、できるだけデメリットを軽減するミニビニール温室をいくつか紹介したいと思います。
おすすめミニビニール温室ハウス 3選!
育苗は発芽温度がとても大切になります。
ポットやトレーに種を植えても気温が適切でなければ
発芽する可能性が低くなります。
また、発芽しても害虫にやられる可能もあります。
僕自身も失敗を繰り返しながら、試行錯誤し
温度管理、害虫から守れる
ミニビニール温室ハウスにたどり着くました。
そこで「サイズ・形・使い勝手・値段」の4項目で
評価した3選を紹介したいと思います!
タカショーフォールドビニール温室 3段
星評価
サイズ ☆☆☆☆
形 ☆☆☆☆☆
使い勝手 ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆
こちらの良いポイントは
「折り畳み式」という点です!
台風のような強風が来た時
畳んで室内管理ができるので、長く使うことができます。
幅41✖︎奥行き31✖︎高さ4.5のトレイなら
縦に2つ入ります。
「折りたたんで移動させるのがめんどくさい
もう少し耐久性があるのがいい」
という方はこちらの「組み立て式」タイプもあります。
値段は¥3,000〜4,000とお手頃なので
出費を抑えたい方はオススメです!
タカショー ウッドシェルフ温室
星評価
サイズ ☆☆☆☆
形 ☆☆☆☆☆
使い勝手 ☆☆☆☆
値段 ☆☆
こちらの良いポイントは
「おしゃれで風に強い」という点です!
苗以外の花や観葉植物など色々アレンジしてカーデニングも楽しめます。
こちらも幅41✖︎奥行き31✖︎高さ4.5のトレイなら
縦に2つ入ります。
しかし、値段が結構するのでどう使うか考えて
購入した方が良いかもしれません。
T-SUN PVC ビニール温室
星評価
サイズ ☆☆☆☆
形 ☆☆☆☆
使い勝手 ☆☆☆
値段 ☆☆☆☆☆
こちらの良いポイントは
「座りながら作業ができる」という点です!
高さがなく、横に長いので
定植した後にカバーできますし
プランターを使って育てることもできる
万能なビニール温室です!
ただ、ベランダなどの狭いところでは
使い勝手が悪そうなので
しっかりスペースを確保することが大事ですね。
ビニール温室管理の注意点
温室で管理する場合、いくつか注意点があります。
注意点
1 日光で室内の温度が上がりすぎる
2 土が乾燥しやすい
害虫を避けようとビニール温室に入れ、密封していると温度が発芽適温を超えて、育たない可能性があります。
防ぐためには、温度計を設置し
暑ければ朝はビニールを開けて、夜は閉めるなどが必要です。
防寒対策としては
発泡スチロールの箱に入れビニール温室で管理する
など工夫が必要です。
オススメなのは育苗ヒーターを使い、効率よく管理する方法です。
もし、お金に余裕があれば試してみたいと思っています!
種から育て、「発芽しない! 虫に食われた! 土が乾燥して枯れた!」などで悩んでいる方は
是非試してみてください!
きっと美味しい野菜が作れると思います!